時速40キロ程度で真っすぐの道を走らせていた時の事。
こちらは日産のセレナでしたが、対向車がカーブを曲がった後、こちらに向かってきているような黒の軽自動車が見えましたが、特に気にしていませんでした。
ですが、明らかにこちらに向かって車がきている!と判断した時には遅く、無意識でハンドルを左側に切っていたようなのですが、そのまま運転席付近にぶつかり、運転席の窓ガラスが割れ、ミラーはどこかへ飛んで行っていました。相手側はぶつかった後、私とは反対の縁石に乗り上げて停止したようでした。
たまたま後ろから警察官の方が来られていたので、救急車を呼んで頂きそのまま救急車へ運ばれましたが、後々事情聴取に警察署へ行き、警察署の判断は10対0で相手側の過失と判断されました。
運が良い事に、自動車の弁護士特約に加入していた為、治療を開始すると共に、そのまま近くの弁護士に相談にいきました。
相手側保険会社から来た賠償額は約75万程。勿論、弁護士の先生から言わせてみれば、安いという意味で破格の値段だと言われました。
最初の面接のようなものを終えた後は、特に私がする事はなく、唯一今どうなっているのかという経過報告の書類や、必要提出書類が送られてくる程度でした。
経過の報告は今、こういう事を行っていて相手側からはこのように言ってきている等、細かく現状が書かれてある書類で、何も連絡こないと思っていた私にとってそれはきちんと進んでいるという確認でもあり、安心できました。
以前交通事故にあった時は、こちらの過失が0にも関わらず、相手保険会社の威圧的な言い方、またまだ痛みのある個所の治療終了迫る内容等で、心身ともに酷い目にあった記憶もありましたが、この時はそんなストレスも皆無でした。
そして、数か月後相手との示談交渉が終わったとの連絡があり、伺わせて頂くと、当初の金額より大幅アップの約300万。
理由は首の捻挫に対して、障害等級も申請して頂いていたとの事でそれも認められた事による増額もあったとの事でした。
保険会社は言ってみればプロです。私達はあくまでも素人です。
相手側とのやり取りは、こちらの過失が0の場合は当方の保険会社は介入してくれず、自分で対処しなければなりません。
その為、治療でのストレス、また事故によるストレスに加え、圧迫的な保険会社とのやり取り。
嫌になって相手の思う通りで首を縦に振りそうになった事も何度もあります。
でも今回弁護士に頼んだ事により、適正な金額そしてストレスなく過ごせた事は大きな収穫でした。
弁護士特約を使って私は弁護士費用が無料でしたが、そうでない場合も、多少支払っても精神的ストレス、また大幅な増額が見込まれる事が多いので、私は弁護士に行かれることを強くお勧めします。