弁護士費用の節約

仕事帰り、自宅前の横断歩道で左折してきたタクシーと接触事故。手元の荷物が飛び、膝から転倒しました。すぐにそのタクシーの運転手が救急車を呼び、近くの病院に運ばれました。頭部などの打撲は無かったですが、転倒したせいで服は汚れ膝から出血していたので、処置を受けました。タクシーの運転手の完全な前方不注意だったにも関わらず、会社の補償額が数万円だったのが納得できず、知り合いの弁護士に相談しました。 事故の状況や怪我の症状、補償額、弁護士費用を考えて、自分で供述書をすべて作成後、最終的にその弁護士に確認してもらうだけだと、費用は安価ですむと教えていただきました。 まず、タクシー会社は事故当時の防犯カメラから、信号の状態を確認し、点滅が消えてていたことを指摘。私は横断歩道の中間点で青信号が点滅したので、走って渡ろうとした際に、前方不注意の運転手が突っ込んできた、信号は赤ではなく青点滅だったことを主張しました。また膝の怪我は、数ヶ月の間10円玉のような目立つあざが残り、それを少しでも薄くするために、仕事の休憩中に職場の近くの美容形成外科へ通ったので、その費用も請求しました。 A4用紙で3枚の供述書を仕上げ、弁護士に見せると「とても分かりやすく、私が手直しする必要はありません」とお褒めの言葉をいただき、タクシー会社との交渉手続きをスタートしました。 結果的に、タクシー会社の補償額は38万円となり、弁護士費用は6万円で抑えられたので、無事解決しました。事故は残念でしたが、弁護士さんとのやりとりが、とても良い経験になったと思っています。