雨の日の交通事故で骨折した話

雨の降る朝、原付バイクで出勤する為に家を出てすぐのことでした。 1つ目の信号で右折車線に入っていた私の前で左車線からウインカーも出さずに突然右折車線に車が入ってきました。 私は即座にブレーキしましたが雨でスリップして転倒しました。 幸い事故を起こした現場が交番の目の前ですぐに数人の警察官が集まってきて救急車で病院に運ばれました。 病院での結果は右肩の骨折。その後、警察署に行って話を聞くと、前に飛び出してきた車の運転手は「自分じゃない」と言ってきたそうです。 警察の方から車の特徴を聞かれ、車種は分からないけど大き目の車で色は白だったと伝えるとようやく相手も認めて人身事故として処理してもらいました。 その後、通院を続けてリハビリを行いましたが肩に違和感が残り、相手の保険会社と電話でやり取りをしましたが、示談金として100万円程度のとても納得のいかない金額を提示されました。 私が加入している任意保険の中に「弁護士特約」がありましたので、その制度を使い生まれて初めて弁護士事務所に行きました。 詳細を話すと弁護士の方は「その金額は少ない」「もっと貰える」と言ってくれました。それでも250万円くらいとのことでした。 リハビリも終わり、最終的に等級の低い後遺症認定されることになり、それを基に弁護士の方が頑張ってくれて結果として約350万円の示談交渉をしてくれました。 交通事故の際、本来であれば赤本と呼ばれる『民事交通事故訴訟 損害賠償額算定基準』を基準に慰謝料の計算をするそうですが 保険会社は慰謝料額の低い青本(交通事故損害額算定基準)を基に慰謝料の計算をすることが多いそうです。 普段生活していると赤本や青本など知ることもないので、知らないうちに損をしている人もいると思います。 私は弁護士の方を通したことで知らないことを知ることが出来、納得のいく形で交通事故が片付いたので良かったです。