知人は車を運転中、わき見運転をしていた車と衝突し、車を壊されてしまったそうです。車をすぐに修理に出したところ、見積もりが100万円に近いくらいの高額になり、びっくりしたようです。加害者にこれを請求したところ、加害者の保険担当者から連絡が入り、車の時価について説明されて修理費の半分以下しか出せないと連絡してきたようです。知人も初めてのことなので、専門的知識のある弁護士に相談して介入してもらったようでした。弁護士も、被害者であることでデメリットは何ら無いと伝えてくれたようで、その言葉だけでも安心できた話しを知人から聞きました。請求できる損害についても、1つ1つ、分かりやすいように説明してくれたようです。被害者が加害者に対して請求しうるものとして、修理、レッカー代、代車使用料、休車損害などがある話しでした。保険会社から指摘された時価についても教えてもらえたようで、修理費よりも、今回車両の時価に買替えのためにかかる諸費用を加えた額のほうが低い場合、修理費の請求が認められていないようです。分かりやすく言えば、修理するより買い替えたほうが安く済む場合、時価と買い替えのための諸費用から事故車の売却額を差し引いた差額分の請求しかできないようでした。泣き寝入りにならずに済んだものの、愛着ある車だったようで、修理せずに買い替えることになりましたが、弁護士が介入してくれて、見舞金なども出してもらえたようで、納得はしている様子でした。