ある晴れた日の朝、子供を幼稚園に送り届け、仕事に向かう途中、畑の中の真っ直ぐな道を走っていました。もちろん40キロの法定速度。家なんて一件もない長閑な風景。天気が良かったので窓を開けて走っていると、急に目の前に車が飛び込んできました。突然のことで何が起きたかわからないまま、エアバックが開いていることに気付きました。目の前には対向車が私の車に斜めにぶつかり、横転していました。何が何だかわからないまま車を降りると目眩が。農作業をしていた人が助けてくれ、救急車を呼んでくれましたが、首を痛め入院しました。相手の方は横転した車から体が出るくらい衝撃が強かったようで別の病院に入院されています。交通事故の原因は相手の車の脇見運転です。スマホを操作していて車が対向車線に入ってしまったとのことでした。相手の方の保険会社から電話があったのは2日経ってからです。それからの交渉は保険会社同士になりました。私の車は全損、過失割合は10-0でしたが新車で購入しまだ一年しか経ってません。同じ車を買うとなると100万円ほどの差額が出ます。外資系の保険会社なのですみませんはいいますがそれからの話は進みません。一か月経ってもその調子だったので仕方なく弁護士さんに間に入ってもらいました。弁護士さんの提案で当面、足りない金額は自分の車両保険を使い、交渉を続けてはどうかとなり、新しい同じ車を購入しました。結局、差額は出ることなく、今は3年間で上がる保険料を払って欲しいと交渉を続けています。相手はまだ入院されてるのであまりいきたくないのですが、保険会社さんの対応がなんだかすごく誠意のないものでとてもがっかりしました。弁護士さんもこのような案件をたくさん扱っているようでしたが、外資系はやりにくいといっていました。