停車中に後ろから追突された事故(老婆の後味の悪い対応)

約半年前の出来事です。
妻と2人車で買い物に出かけている時でした。交差点の赤信号で停車をしている時でした。妻と会話している時でした。

いきなりゴツンと後ろから突き上げられるようなショックを感じました。最初は何が起こったのか分からなかったですが、バックミラーを見るとすぐ真後ろの車があって『やられた。追突された。』と分かりました。交通量の多い交差点でしたので、近くの駐車スペースのあるところで話をしようと先方の運転手に伝えました。

追突してきた運転手は70代半ばの老婆でした。「すいません。」とか「ごめんなさい。」といった謝罪の言葉もなく「やっちゃった。でも大して凹んでいない。」と一言話しました。私も彼女が事故を起こして動揺しているから仕方ないかな、と思いました。

幸い私と妻にはそれほど衝撃はなく体調面は心配なさそうな状況でした。私の車は停車していたために100%彼女の過失なので、私は落ち着いて対応できたと思います。
ただ、厄介な事故に巻き込まれたと思っていました。

相手の女性と私たちは駐車スペースに車を止めて、事故処理の話を始めました。彼女が「警察には言わないで。お金払うから。(財布を出しながら)」と言うので内々に示談で済ませたいのだろうと思いました。私も警察まで呼んで、大事にしたくないという思いがありました。
しかし、彼女が「大した傷じゃない。近くで私の親戚が板金屋をしているから、そこで直してもらいます。」と言いました。
私は「大した傷じゃない」、「親戚の板金屋で直す」という言葉を聞いた時に頭にカチンと来てしまいました。

老婆だったのでかわいそうにと言う思いもあったので大げさにはするつもりはなかったのもも、正式な、ちゃんとした対応をとってくれそうにないと感じました。
また彼女の車を見ると車体の至る所に凹み傷や擦れ傷が見られました。けっこう常習的に事故していることが伺えました。
彼女の氏名と住所、連絡先を確認し、「私の車を買ったところで正式に修理見積をして費用を連絡します。」と言って別れました。

後日正式に見積もり(修理中の代車費用含む)を連絡したところ、そんな費用は払えないので、任意保険を利用して払うと言いました。
彼女は2〜3万円程度と思っていて、手持ちのお金で払うつもりだったようでした。
私は被害者の立場で、正式な方法で元通りにして欲しかっただけなのです。再度日を変えて会いました。彼女にデーラーからの正式見積金額を渡しました。
彼女が「もう年金生活者なんだから・・・。」と言い訳をしようとしました。お金を払いたくないようでした。
私も「私も年金生活なんですけど。」と言い返すと、彼女は「あら、そうなの? もっと若く見えた。」と言いました。
彼女から自分が悪いことをした、申し訳ないという感じは全く感じられませんでした。

結局彼女の車の保険で正式に修理をしてもらいました。
私は心の中で、『この人は今までも事故を起こしては、年金受給者と言って相手の同情をもらおうとしていたのだろう』と確信しました。
その後、車の外観は元通りになったものの、実に後味の悪い体験でした。人は相手に迷惑をかけた時には謝罪と誠心誠意の行動をとるべきと感じました。
いつ私が交通事故の加害者になるかもしれません。今回の事故を自分への教訓にしたいと思いました。

理不尽極まりない交通事故で本当に腹が立ちました???。

2022年5月下旬頃の出来事です、私の友人が自家用車で買い物に行った際に交通事故を起こしてしまいました、しかし詳しく話を聞いたところ事故の理不尽さに腹が立ちました、友人は片側2車線の幹線道路を制限速度内で普通に走っていたそうです、しかし後方からパッシングや蛇行運転をし煽ってくる車がいたそうで友人は2車線のうちの左側の車線を走っていたので右側の追い抜き車線から抜いて行くだろうと無視していたそうです、しかし煽り運転をする車は一向に追い抜いて行かず後方で煽り運転を続けていたそうです、友人は運転中後方が気になりチラチラとバックミラーやサイドミラーを確認していたらしいのですが前方から少し目を離した瞬間に緩やかなカーブに入っていたらしく曲がり切れずに友人の車はガードレールに接触し慌ててしまった友人はブレーキとアクセルを踏み間違え急加速し反対車線に進入してしまい他の車と衝突してしまいました、煽り運転をしていた車はそのまま立ち去ったみたいですが友人は悔しそうに私に話をしてきて私は煽り運転をしていた運転手に強い怒りを覚えました、友人は事故を起こした際にスグに警察を呼び適切な処理を行い後日友人の車に設置してある前方と後方のドライブレコーダーを警察に提出して被害届も出したそうですが警察によると煽られた事はドライブレコーダーの映像で確認出来たが事故に繋がる証拠が無いから煽り運転をした運転手に車の修理代を請求するのは無理だね???と言われたそうです、こんな理不尽な事ってある?と思うのは私だけでしょうか!?、友人だから味方になっている訳ではなく見ず知らずの人が友人と同じ目にあったら私は同様に同情しますし煽った運転手に強い怒りを覚えます、間違いなく煽られなければ友人はこのような事故は起こさなかったと思いますし煽り運転は事故を誘発させる立派な犯罪だと私は思うので国は煽り運転に対しもっと厳しい刑を与えるべきです!、煽り運転を行い検挙された時点で免許証は一発取消にし交通刑務所に数年間服役させるという非常に厳しいものに法改正するべきです!、交通ルールを守って運転している者が痛い目を見たり損をするのは間違っています、以上になりますが友人に大したケガも無く衝突された側の車の運転手にも大したケガが無かったのが唯一の幸いだと思いましたが本当に理不尽極まりない交通事故だと思いました。

車載カメラの必要性

飲食店の駐車場での出来事です。バックで出ようとして、何が衝撃を感じました。隣に母親が乗っていたので、「ぶつかったよね?」と聞くと、「違うでしょ」と言われました。いったん車を降り、私の車の後方を確認するも、傷はありません。しかし、通路を挟んだ白い車は、バンパーが凹んでいました。ナンバーを控えて、店内放送で呼び出してもらおうと思いましたが、その飲食店ではそのようなことはしていない..と言われ警察を呼んでもらいました。
しかし、店にいる間、その車は駐車場からいなくなっていました。警察の方にナンバーで、持ち主を探してもらい、連絡先を教えていただきました。車載カメラを搭載していなかったので、実際に当てたのかも分からなく、こちらの車もへこんでなかったため、事故の確証がとれなかったのです。、もし事故だったら..と思い、保険屋さんにも連絡しました。警察よりお相手の方の連絡先が判明したので、お詫びの電話をいれました。お相手の方は、こちらがぶつけたにも関わらず、とても感謝されていました。60歳位の女性の方でした。「もう帰ったあとだったのに、わざわざ調べてくれてありがとう。私も車の傷に気づかなかったから、そのまま逃げてもおかしくなったのに。良かったら、お家に遊びに来てちょうだい」とまで言われました。結局お宅にはいかなかったのですが、こちらがぶつけたのにも関わらず、そんな方もいるんだ..と思いました。
お相手のお宅へ、車の状況を確認してもらい、私の方にも車の状況を確認しに来られました。お相手の方の車は、バンパーが凹んでいたのですが、私の車は、プロの方が見ても傷があるかどうか..という感じでした。当たったとすればここだという所は見つかり、事故ということも判明しました。あとは保険屋さんにお願いし、処理を進めてもらいました。お相手の方の車は保険でこちらが全負担、私の車にも数万円保険金がおりました。しかし、ほとんど分からない傷だったため、その保険は使ってはいません。その後、お相手の方に、お詫びの品にお手紙を添えてお送りしました。
後に、保険の更新の際に、「この前の事故、黙っててもわからなかったですよ」と言われました。しかし、後で当て逃げと発覚した場合の方が問題になると思い、すぐに処理しました。改めて、車載カメラの必要性を感じました。

保険会社からの金額が妥当なのか

交通事故の相手方が加入する任意保険会社から損害賠償額の提示を受けた知合い、その金額が正しいのかが分からず、交通事故に強みがある弁護士に手続き等を含めて穏便に行くように依頼したそうです。
知合いは、車を運転して、交差点で信号待ちをしているときに後ろから来た車に追突されました。
この事故でむちうちの怪我をし、治療のために約半年ほど通院したものの、治療後も首に痛みが残ったみたいです。
後遺障害については任意保険会社を通じて等級認定を受けています。(14級9号)それを踏まえて損害賠償額の提示がされました。
弁護士にすべて任せたのですが、治療費はすでに治療先に直接支払い済みだったこと、交通費も知合いが支出した金額の全額が損害として認められていました。また知合いは年金暮らしで、収入の減少もなく、休業損害や後遺障害逸失利益も問題ではなく、慰謝料のみの交渉になります。
入院治療費については民事交通事故訴訟損害賠償算定基準を参考に、後遺障害慰謝料については自賠責保険の基準を参考にしましたが、足りない金額となっていました。知合いも慰謝料については相手の任意保険会社に増額の交渉をしたい旨を弁護士に伝えています。
過失割合や後遺障害等級に争いがなく、提示額との差額が重度の後遺症事案に比べて多額にならないことからスムーズな話し合いになりました。基準に見合う相当額での示談になって、納得しています。弁護士費用はその分かかりますが、交渉してもらえて助かったと話しています。

交通事故 弁護士 北九州

雪道で滑って車が廃車になりました

まだ免許をとって間もない頃の事です。
その年は例年より寒く、雪がたくさん降りました。
夜は滑りやすくなるから気を付けていたのですが、朝一番に交通事故にあいました。
国道は除雪車が入るので、道路上の雪はほとんど溶けていて油断していました。
仕事に行くのに急いでいて、少しだけスピードを出していました。
前の車も雪道に慣れていないようで、かなり遅い速度で走っていました。
この時私は自分の運転を過信していて、前の車に対しても少し苛立っていました。
急いでいるのに進まない状況に、少し車間距離を詰めた時でした。
前の車が急ブレーキを踏んだのです。
多分雪で滑ったんだと思います。
こちらも急ブレーキを踏んだのですが、何故か止まりません。
タイヤが滑って勝手に前に進むのです。
とても焦りましたが、焦っても車は止まってくれません。
30キロほどの速度で前の車にぶつかってしまいました。
道路がアイスバーンという状態になっていて、薄く氷が張っていたのが原因でした。
幸い運転していた方に怪我はなく、車も後ろがかなりへこんでしまっていましたが廃車にはなりませんでした。
こちらは前側の損傷がひどくバンパーが外れて車軸も曲がってしまいました。
タイヤのパンクしていて、直すほうがお金がかかるので廃車となりました。
まだ買って二年目の車でした。
自分の慢心が招いた事故でしたが、けが人がいなかった事だけが救いです。
これを機にどんなに急いでいても、心に余裕をもって慌てた運転はしないようになりました。

あおり運転を追いかけたら…

私の父の話です。
父はバイクに乗るのが趣味で、休日はいつもバイクで出掛けていました。
ある日、一般道でいつものようにバイクに乗っていると、後ろの車がおかしな動きをしていることに気がつきました。
バイクに近づいたり離れたり、後ろで左右に揺れていたり。そこまで道端が狭い道でもないので、父はすぐにあおり運転だと気づきました。しまいにはクラクションを鳴らされ、そのまま違う道へ曲がって行ったそうです。暫く煽られたことで苛ついていた父は、運転している人の顔を一目でも見てやろうとその車を追いかけました。
父のバイクに追われていると気づいた車は、止まることなく進んでいきました。もう少しで追い付く…その瞬間、前にいたその車が急ブレーキをかけたのです。
父もブレーキをかけましたが間に合わず、車とぶつかってしまいました。バイクは倒れ、父は道路に投げ出されました。
前の車の窓から50代くらいの男性が顔を覗かせ、そのまま慌てて立ち去って行ったそうです。
その後父は病院へ運ばれ、足を骨折したことにより入院しました。
もちろん警察へ届け出を出しました。しかし、父のバイクにはドラレコがついておらず、もし相手の車にもドラレコがなければどちらが悪いのかわからないため、父の過失となる可能性もあると言われました。結局逃げた車を探して貰うことはせず、バイクは廃車となりました。父の怪我はもう完治していますが、それなりにショックだったようでバイクの話はしなくなりました。こういった陽の目を見ないあおり運転の話はたくさんあるのではないかと思います。

相手がセンターラインはみ出してきて接触事故

片側一車線の少し右にカーブの公道を走行しているときに、対向車の車両がセンターラインをはみ出して接触してきた、ハンドルを左に切って回避しようとしたが時すでに遅しで私の車の右側面前を後ろまで当てられてしまった。通常はその後相手が止まって、警察を呼んで事故処理をして相手が100%悪いので、保険会社から全額保証してもらう流れになるのだが、相手はいない。「あれ!当て逃げ!」「大変だ!」「追いかけないと!」と頭の中がぐるぐると回っている状態で、相手を追いかけたら、先の方で止まっていた。よかった?と思って、相手の所に近づくと運転席に人がいない!あれ!とさらに覗くと助手席に1人座っていた。まず警察を呼んで事故処理を行い相手の情報というより助手席の方の情報と助手席の身内の連絡先を聞いて、保険会社に連絡してからお互いの保険会社とやり取りをしていくことになりました。運転手の方は逃げたそうです。その後、保険会社からの報告を聞くと、相手側からの話は、私がセンターラインをはみ出して接触したというのです。えっ!そんなー!相手がセンターラインをはみ出してきたのに!これじゃお互いが悪くないゼロ主張ではないか!本来は過失があると保険会社が示談交渉が出来るのですが、ゼロ主張だと保険会社は交渉権がないため、本人同士の話し合いになるか、弁護士特約を使って交渉していくしか無くて、弁護士を依頼して交渉することにしました。知り合いに弁護士がいれば知り合いに頼めるのだがいなかったので、保険会社から紹介の弁護士さんを紹介してもらって進めていきました。状況を説明し、損害の見積もり写真を提示して、お互いが出向いて話し合いになるところでしたが、相手が来なくて放棄状態になりました。通常は側面全部の損害だったので、相手の保険の対物賠償と車が古かったので時価額以上の見積もりのため、超過費用の特約が付帯していることが多いのでその特約利用で、修理完了であるのだが、相手の保険特約を使用できないため時価額の対応になり更に過失があり8割しかならなく、時価額の8割で数万円しか無く修理もできない状態で廃車にした次第です。目撃者とかいればよかったのだがいない状態でお互いの話になることによりこういう惨めな結果になってしまい、今も思い出すと腹が立つようなエピソードです。ドライブレコーダーを取り付けていれば、惨めなことにならなかったのにと日々思うところです。今の車両にはしっかりと取り付けています。記憶より記録ですね!苦いエピソードでした。

交通事故 弁護士 北九州

相手とのやり取りがなくなりました

交通事故に遭ってしまい相手との話し合いをすることがかなり精神的に苦痛になっていて、もうこちらが折れようかなと考えることもありましたが、そんなときに友人から知り合いの弁護士を紹介してもらうことができました。最初は電話でやりとりをしましたが、丁寧な対応で話もしっかり聞いてくれたし素人にもわかりやすいように言葉を選びながら説明してもらえていることがわかり、親切だなと感じました。とりあえず相手との連絡が精神的な負担だということを伝えると、本来なら保険会社が間に入って対応するので本人たちでやりとりをなる必要はないと言ってもらえたし、もし依頼したらその後のやりとりはこちらに一切を任せてくれれば良いといってもらえたのでとても心強かったです。料金も事前にしっかりと提示してくれて不透明な部分がなかったことや、わかりやすい説明で納得できたのでお願いすることにしました。本当にその後は一切全てを任せきりにしているという感じでしたが、こまめに連絡をしてもらえたので不安な気持ちになることはなかったしレスポンスもはやくてありがたかったです。結局交通事故のトラブルに巻き込まれたから解決までにはそれほど日数もかからなかったし、弁護士に依頼したおかげでスムーズな解決につながったんだなと思いました。弁護士に支払った料金も事前に見積もりで提示されていた金額通りで、予期せぬ追加費用が発生してしまうこともなかったのでホッとしました。

家族が交通事故にあいました

会社からの帰りにコンビニやスーパーに立ち寄り、家がもうすぐという曲がり角で兄が交通事故に遭ってしまいました。相手はよそ見をしていたようですが、兄が右折だったこともありこちらが不利になるかなという感じで、どちらもドライブレコーダーはつけておらずかなり困りました。兄の車はタイヤ付近がダメになったようで動かすことができず、とりあえず保険会社への連絡とレッカー車を呼んで動かしてもらいました。相手も自分が悪いとその場では認めていましたが、翌日になって自分は悪くないと言い出したので困ったなと感じたし、弁護士に相談するべきだと提案しました。兄の保険には弁護士特約はついていませんでしたが、母の保険に弁護士特約がついていたこともあり無料で相談したり依頼できるのはありがたかったです。保険会社に弁護士に相談したいことを伝えるとすぐに対応してもらえて、最適な弁護士を紹介してもらえました。弁護士に相談するのは初めてだったので緊張もしていましたが、イメージしていたような堅苦しい雰囲気や威張っている雰囲気でもなくて、話しやすいいなで良かったです。相談には親身になってのってもらうことができたし、わかりやすい説明もあって任せようと思うことにつながりました。その後は相手と直接やり取りすることは一切なく、全て弁護士に任せておくという感じだったので精神的なストレスもなくなり、無事にトラブル解決につながったと兄も家族もほっとしています。

正直者は損をするんだなと感じた話

数年前のことです。 私は出勤しようと自転車で職場に向かっていました。いつものように住宅街の路地を抜けて職場に向かい、職場近くの住宅街の交差点を通過しようとしたその時・・・左から走ってきた車と衝突しました。 本当にその瞬間のことは走馬灯のようにスローモーションで記憶しています。左からスピードを出した車が向かって来て、頭では「避けられない」「ぶつかる」「死ぬかも」・・・と恐怖を強く感じながらも冷静に分析していたように思います。 ドーンっと音がして、自転車ごと3メートルほど吹っ飛ばされました。「轢かれると死ぬ」と思ったのでなんとか車の進路から外れようともがいたのを覚えています。 パニック状態でしたが、車が停止したのを確認すると恐怖で体が震えると同時に、死ぬことはなさそうだと安堵しました。 車を運転していた男性が降りて近寄ってきて「大丈夫ですか」と声をかけてきました。そしてたまたま通りかかった方が救急車を呼んでくれました。 幸い意識もあって動くこともできたので、救急車を待つ間、運転していた方に警察への連絡と保険会社にも連絡をと伝えました。運転していた方も事故を起こしてしまったことでかなり動揺し、また私に対しても「すいません」と声をかけ心配しているように見えました。 通りかかった方が、運転していた方に対して「スピードを出しすぎじゃないのか」と注意していたのを覚えています。私も自分が走っていた道路の方が道幅が広かったし、細い路地をスピードを出して走っていた方に対して怒りもありましたが、怒鳴る気力はありませんでした。 救急車に乗って病院へ行き、検査したところ、大きな怪我はなく捻挫程度で済みました。その際、運転していた方と警察の方が来られ、話をしました。 警察から私が走っていた側に一時停止があったことを伝えられましたが、徐行で交差点を走った記憶はあるものの停止した記憶がなかったので「止まってないかもしれません」と答えました。自分にも非があったこと、怪我も大したことがなかったことから警察の方は一旦そこで帰られ、運転していた方とも激しく言い合うことはせず、後は保険会社を通じて連絡を取り合う、ということで別れました。 その後、数日たっても何の連絡もないため警察の方に連絡をしたら、相手の方が任意保険に入っていなかったことが分かりました。 私は、事故にあって怪我をしたのに、相手に怒鳴ったりせず冷静に対応したのに、こんな目に遭うのかと愕然としました。 その後家族と相談して、自動車保険の弁護士特約を使って弁護士の方に依頼し、相手の方と話をすることになりました。 詳細としては、相手の方は知人の車を借りて運転していた、事故のあとまずいと思ってあわてて保険に入ろうとしたが出来なかった、逃げようとしたり反省していないわけではなく治療費なども支払う意思がある、とのことでした。 しかし、私が一時停止を怠っていたこともあり、過失割合が6対4程度にしかならず、車の修理代+自転車の修理代+治療費を過失割合にすると、結局私が相手の車の修理代をいくらか払うような結果になりました。納得できなくて、相手に少しでも痛い思いをさせてやりたいような気持ちになりましたが、これ以上はどうすることもできないと言われました。 弁護士さんから「相手の方からお金を出させることができれば一番良かったけど、自賠責からお金は振り込まれるし、私自身も保険で弁護士費用などもまかなわれるので、どこから出てもお金には変わりないので、このことに関してこれ以上やり合っても辛いばかりなのでこれで納めてはどうでしょう。相手の方に対しては任意保険も入らず車を運転したこと、その後の不誠実な対応に対しても私から厳しく抗議します。警察署の届け出も人身事故で受理されています」と話がありました。 これ以上もがいても、先がなさそうなことと、怪我もなく、自分が金銭的な損をしないこと、この件に構わず先に進方が方が自分にとって良いと思ったことから、弁護士さんに「わかりました。それでいいです。」と伝えました。 その後、事故の後遺症もなく元気に過ごしていますが、いまだに交差点が怖いです。この時の事故のことは納得できていない部分もありますが、ひとつ勉強になったと思って自分のなかで納めています。